爪の横のふちが指の背中側の皮膚に食い込み炎症や、肉芽腫を引き起こし爪と皮膚の横の境に痛みを引き起こします。
間違った爪切りや深爪にきつい靴や運動が重なると起こります。
爪をぎりぎりまで切らずにつめ先端が指先端を越えるまで伸ばし先端を四角形に切るようにします。

当院では、食い込んだ爪の側面の一部を、爪の根っこを含め切除する手術法を行っていましたが、麻酔や術後の痛みが強く、また爪の幅が小さくなるため矯正具を爪にはめる方法を行っています。

形状記憶合金による矯正

爪の先端に形状記憶の鋼線を写真のように入れて噛みこんだ爪を押し広げる方法です。

これらの矯正方法は保険は利かず両親趾で、消費税込13,000円で行っております。
治療回数：2回が目途となります。(治療の作用具合により、回数は前後します。)
治療期間：3ヶ月～4ヶ月くらいが目途となります。(治療の作用具合により、期間は前後します。)
リスク：膿で痛みが強い場合は、治療前に感染を抑える必要があります。爪が弱い場合には、割れてしまう可能性があります。